週間デート・ラボ

マンネリデートから脱却したい!思い出作りも兼ねて、新しいデートを考案して書き留めます。

【デート】絶品のケチャップオムライスを食べる。【FRANKY & TRINITY】

あれは、高1の夏でした。

 

オムライスに対する概念を打ち砕かれたのが。

 

その日、高校の友達と広島市内に出掛けてオムライス屋に入ったんです。

 

オムライス屋に行ったのは、それが初めてでした。

 

僕は、オムライスをそれまでは家でしか食べたことなくて、ケチャップライスにケチャップをかけた王道のオムライス。

 

というか、それしか知りませんでした。

 

高1の夏までは。

 

そして、地下に入っていく店内。

 

平日も関わらず、満席。

 

2,3組待って入ったんですね。

 

メニューをみて驚きました。

 

デミグラスソースの文字に。

 

バターライスの文字に。

 

なんだこれはと。

 

とりあえず、ケチャップライスにデミグラスソースのオムライスを注文。

 

一口食べたときに衝撃を覚えました。

 

ケチャップより美味いやん。

 

ケチャップライスなのに、上、デミグラスの方が美味いやん。

 

僕は、その時はさすがに親を恨みました。

 

高校生になるまで、このオムライスの世界をなぜ教えてくれなかったのか。

 

あたかも、オムライスはケチャップで食べるモノと言わんばかりの顔で食卓に出してきてましたよね。

 

それからというもの、家で出てくるケチャップオムライスははっきり言って下に見てました。

 

見下してましたね。

 

もっと凄い世界があるんや。

 

ケチャップをかけられてる、君たちケチャップライスは可哀想。

 

貧困層に生まれた子供みたいに見ていました。

 

僕は、高校を卒業して大学へ進学した。

 

一人暮らしを始めて以来、ケチャップでオムライスを食べることは全くなくなった。

 

外食では当たり前のようにデミグラスソース。

 

たまにクリームソースにも手を出した。

 

家でオムライスを作る時も、わざわざレトルトのハヤシライス的なのものを温めて食べた。

 

社会人になってからは、ケチャップのオムライスの存在を忘れてた。

 

実家に帰省するのも年に1度や2度で、その時には気合の入った豪華な食事を親が振舞ってくれるので、昔のオムライスを作ってくれる機会もなかった。

 

そんななか、マイさんがオムライスを食べに行きたいと提案してきた。

 

食べたいオムライスの画像を見て驚いた。

 

ケチャップ。

 

ケチャップライスにケチャップのオムライス。

 

「まじか。」

 

正直、まだそこのレベルか。

 

デミグラスの世界を教えてあげようかと思ったが、マイさんの顔は真剣そのもの。

 

僕は、唾をゴクリと飲んでOKを出した。

 

オムライス屋に行く途中、何度も悩んだ。

 

オムライスを口にした後、なんて言おうか。

 

素直に美味しいって言えるかな。

 

嘘が下手な僕は、不安で仕方なかった。

 

「シンプルに美味しいね。」「懐かしい味。」

 

どれがいいかな。

 

そうこう考えているうちにお店に着いてしまった。

 

中野坂上駅から徒歩2分ほど、青梅街道沿いの脇道を入ったところにある。

 

『フランキーアンドトリニティー』

 

というお店。

 

地下にあるお店。

 

重い足で、一歩ずつ下る。

 

満席であれ。

 

そうとさえ思った。

 

案の定、1席だけ空いていて座る。

 

向かい合って座る。

 

食べた時の表情が丸見えだ。

 

やばい。

 

メニューを見ると、

 

・ドルフィンオムライス(店員の一押し)

 

マイさんはこれに即答。

 

店員と彼女に押されたら、これしかない。

 

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届く。

 

恐らく、フランキーと書かれている。

 

このご時世、ケチャップで正々堂々勝負するオムライス屋を僕は、信じられず、この文字がファンキーにしか見えない。

 

不安ながら、若干ため息を漏らしながら一口食べてみる。

 

「うまっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

なにこれ。

 

卵ふわふわ。

 

ケチャップライスとケチャップの相性抜群。

 

はっきり言って、今まで食べたオムライスを遥かに超えて美味い。

 

あんだけ、デミグラスデミグラス言ってた自分が恥ずかしくなった。

 

生き別れた親子の再会。

 

こんな感覚。

 

涙出そうになった。

 

ケチャップライスさん、ごめん。

 

ファンキーに見えた文字も今ではファンタスティックに見える。

 

感動した僕は、新たな感情に。

 

こんな美味しいふわふわなオムライスを作る人に会いたい。

 

女性なのか、男性なのか、若いのか、中年なのか。

 

でも、これだけは言える。

 

ふわふわのオムライスのように優しそうな人なんだろう。

 

街で見かけたとして、きっとわかる。

 

君の名はみたく。

 

そんなオーラを放ってる人に間違いない。

 

理想は、羽生君。

 

キッチンの方を見る回数を増やす。

 

隣のお客様が会計の時、キッチンのノレンが開いた。

 

見える!会える!

 

遂に!!

 

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嘘、偽りなく例えよう。

 

ロン毛のやくみつるさん。

 

それでもいいんだ。

 

感動をありがとう。