【デート】 代官山の蔦谷で本を読み漁ろう!!
好きな本を持って、特に買う事なくお洒落に読みたい。
別に気に入れば買えばいい。
立ち読みなんかじゃない。
座ってコーヒーすすりながらお洒落に読みたい。
そして、本は元の所定の場所に戻して静かに立ち去りたい。
そんな素敵な場所があればいいのにと思ったことはないでしょうか。
東京にはそれが出来る所があるんです。
代官山の蔦谷(TSUTAYA)です。
日本の四季も冬に差し掛かろうとしてるなか、読書の秋を堪能していないので思いっ切り読書がしたい。
もしかしたら人生を変える出会いの本もあるかもしれない。
そう思ってマイさんと代官山蔦谷に行く為に、代官山へ向かいました。
さすが、お洒落タウン。
駅を降りるなり、老若男女問わず、ストール率が非常に高かったです。
長めのやつ。
駅から7分くらい歩きます。
『代官山T-SITE到着。』
代官山T-SITEというスペースが街にみたいになっており、飲食店や自転車屋さん、そして蔦谷だけでも3棟あるんです。
蔦谷に関しては、夜の26時まで営業をしているそうです。
ありがたい。
HPをみると、
代官山T-SITEは、プロジェクト発足当時、「次世代のTSUTAYAを作る」ことを核に動き出しました。
とある。
確かに、地元広島のマックスバリュというスーパーの2階にあるTSUTAYAとは大違い。
『本を探す』
日曜日という事もあり、人も多い。
みんな自分の人生を変えてくれる本探しに必死である。
ああでもない、こうでもない。
そんな時間さえも、代官山の蔦谷はお洒落な時間に変えてくれる。
代官山で本選びに悩む自分。
そうやって、マイさんと一緒に本を選びに行くも、必然的に3分後にはバラバラになていた。
当然、興味の対象が違うからね。
一人でブラブラしてると、僕は1冊の本に出会った。
『読んでない本について堂々と語る方法』
<内容>本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ……
大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス論壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。
これ一冊あれば、とっさのコメントも、レポートや小論文、「読書感想文」も、もう怖くない!
これ、凄くないだろうか。
読んだことのない本を堂々と語れる。
しかも、読んでない方がいいとまで言い切るあたり。
どういうことなのか。
タイトルだけで判断するのか!?
ただ、このスキルを手に入れた時を想像したら怖くなった。
読んでない本の内容が分かってしまうとなると、読書の楽しさが無くなるのではないか。
サスペンスなんかでも犯人が分かってしまうのかもしれない。
このスキルを手に入れる事で、読書へのモチベーションが下がる可能性が大いにあるのだ。
という訳で、即座に本を所定の場所に戻して、自己啓発のお金に関するかなり現実的な本を手に取った。
『カフェに移動する』
代官山の蔦谷の醍醐味はここにある。
本を持ったまま、棟を移動できるのだ。
棟の中には、至る所に読書スペースがありカフェもある。
カフェにも買ってない本を持ち込むことが可能なのだ。
席に着くまでも、かなりの人が待っていた。
それでもしっかりと席の管理をされており、安心して楽しめる。
こんな感じ。
壁面が異常にお洒落である。
周囲にはビジネスマンや起業家、旅行の企画をしている若者が多く居た。
本を買わなくても、快適なスペースで話合いが出来るのは、かなりのメリットだろう。
学校の図書館で話し合うようなものですからね。
我々も珈琲を注文してから、読み始める。
お互いに集中するので2時間くらい無口であった。
マイさんに関しては真向かいに僕がいるにも関わらず、イヤホンまでして、自分の世界に浸っていた。
気付いたら、読書マジックか。
デザートを注文していた。
本を無料で読ませてくれているという、有難さからか。
金銭感覚を狂わせる。
層に分かれて味が違うチーズケーキみたいなやつを注文していた。
さすがに、美味い。
珈琲・本・デザート。
バランスの取れたお洒落。
お互い、本を読み進める。
本を読んでると、過ぎてく時間は早い。
あっという間に3時間程経っていた。
お互いの本の進行度は・・・・まだ半分くらい。
ただ、時間もない。
どうしよ。
途中まで読んだし。
でも帰らないと。
じゃあ・・・・買うか。
これなんです。
気付いたんです。
本を買わなくても読めるんですが、本って意外に読み切れない。
途中まで読んだ本は最後まで読みたいから欲しくなる。
集中して時間は過ぎる。
結局、僕は、1冊、マイさんは2冊買って帰りました。
帰り際には、ライトアップもされていました。
次は、早朝から行って、1冊読んで、所定の場所に戻して帰る事を目標としたい。
でも有意義な1日でした。
是非、行ってみて下さい。